お世話になってます。
アイドルちゅ〜ぶ
にわかグラビア・ファンとなったぼくには大変重宝。
まいにち大量のアイドルの画像が更新され、RSSで好きなひとのみ眺めてます。
いまお気に入りなのは、戸田恵梨香。
超美脚!
女の人向け雑誌だけど、「spoon.」8月号の巻頭グラビアで一目惚れ。
一枚、やっぱり超美脚アッピールな写真があったんです。
図らずもじぶんが脚フェチだと気づきました。
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/06/28
- メディア: 雑誌
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小説読んだ
■綿矢りさ「しょうがの味は熱い」(「文学界」8月号)
小説よりも外見が好き、というりさたん萌えなので読んでみた。
ずいぶん緩い作品。
20代半ば過ぎ、同棲する男女のすれ違いを描いているが、それぞれのモノローグが冗長。
とはいえ、「仕事中心の男」と「大学院在籍、〈生きがいは彼氏〉の女性」の話は、見に覚えがある(「生きがいは彼氏」ではなかったけど)。つまり、登場人物と同年代の読者であるわたしにとって、この小説が描く男女の関係の「緩さ」みたいのは、近しいものだ。
- 「おれはお前に(生活・信条などを)合わせないよ」と言い切る男のエゴや、「生きがいは彼氏」と言ってしまう女のエゴ。(男は突然ひとりで海外に旅行に行ってしまうのだ! これ、やったことある。)
- 同棲してても結婚する気はない。
- 男:仕事中心の生活といっても、それが「生きがい」ってわけではない。
ここらへんの感じ、じぶんと重なるなあ。
もっと刈り込んでつくったらいい作品になっただろうに。
それはそうと、この作品のりさたんの文章は、Jポップの歌詞みたいだ。
たとえば、
背を向けて眠ったあなたを暗闇のなか眺めて
あなたに内蔵されたい
あなたの身体大きいから私を十分まるめこめる
いつも一緒 暖かい内側 直に響くあなたの声 あなたに守られる
同じ物を見、同じ気分でい続ける
それが無理なら 私が死んだら 骨のかけらをあなたの身体に収めてほしい
いつもついでた左手の薬指 の骨 そしたらあなたに内蔵されて
カルシウムになれる
私あなたのカルシウムになりたい(p.32)
「あなたの身体大きいから」や「私あなたのカルシウムになりたい」あたりの助詞を省いた文、文章全体のリズムとかが、歌詞っぽい気がするのか。
りさたんの関心は、文芸誌の読者には向かっていない気がする。こんなオッサン臭いメディアとは縁遠い若いひとを対象にしてるんじゃないかな。
この作品がエンタメ小説だ、とは言わないから(エンタメにも失礼なので)、別の媒体を選んだらよかったんじゃないかなあ、と思う。
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/07/07
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もろもろろ
きょう来るはずの仕事が、先方のつごうで来なかったので、
1日中ボーとして過ごす。
主に、先週から集めはじめていた三ツ矢サイダー500mlの
オマケ「崖の上のポニョ」のマグネットが終了してしまったことについて。
3種類しか集まらなかった。。。かなしい。
■『眠れない一族』
さいきんネットで知ったこわい本。
- 作者: ダニエル T.マックス,柴田裕之
- 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
- 発売日: 2007/12/12
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1765年11月、水の都ヴェネツィアで評判の高い医師が謎の死をとげた。
この医師の子孫の多くが、同じような病で命を落としていく。
呪い、疫病、脳炎、性病、奇病と、さまざまなレッテルを貼られながら…
共通しているのは死の数ヶ月前から眠れなくなること。
数世紀を経て20世紀も終わりかけた頃、
この致死性不眠症の原因が、羊たちに流行した震え病であるスクレイピー、
パプアニューギニアの部族を襲ったクールー病、そして世界を震撼させた狂牛病と同じく、
殺人タンパク、プリオンとわかったが、治療の目処はつかない。
そうこうするうちに、アメリカの野生の鹿に似た病気が蔓延、
新型クロイツフェルト・ヤコブ病の拡大が噂される中、殺人タンパクの起源を辿るうちに、
80万年前の人類の「食人習慣」の事実にたどりつく…「事実は小説よりも奇なり」を地でゆく、驚きのストーリー。
「患者は眠ることができないまま壮絶な苦しみのうちに死に至るという、
考えるだに恐ろしい残酷な病」の話。おもしろそうだけど、こわくて読めない(こわいの苦手)。
■「ファウスト」vol.7
こんかい初めて買う雑誌。佐藤友哉特集が目当て。それにしても、ぶ厚い。
ファウスト Vol.7 (2008 SUMMER) (7) (講談社MOOK) (講談社 Mook)
- 作者: 講談社
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/08/08
- メディア: ムック
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〈鏡家サーガ〉の“入門編”という、「青酸クリームソーダ」に笑った。
グロさは相変わらず。メタゲーム。
佐藤友哉×西尾維新の対談は、「〈若い〉とは、もう言っていられないね」と
自覚する作家ふたりの〈若さ〉溢れる対談。
■気になるひと
田原牧さん
田原 牧(たはら まき、1962年 - )は東京新聞(中日新聞東京本社)特別報道部記者。紙面では戸籍名の田原拓治名義で執筆している。
高校時代は進学校に通っていたが、東京都内の定時制高校の統廃合反対運動に参加した[1]。新左翼セクトとの揉め事で大学を追われた後[2]、零細広告代理店の営業を経て[3]フリーランスのジャーナリストとなり、1987年2月、内戦中のレバノンを取材中にスパイ容疑でシリアの秘密警察に逮捕され処刑されそうになったが、1週間で容疑が晴れて釈放される[4]。同年、中日新聞社入社。1991年に湾岸戦争を、1994年にルワンダ内戦・難民問題を取材。1995年から1996年までエジプトのカイロ・アメリカン大学(AUC)アラビア語専科に留学。1997年から2000年まで中日新聞カイロ特派員を務める。同志社大学一神教学際研究センター(CISMOR)客員研究員。季刊誌『アラブ』(日本アラブ協会発行)編集委員。
私生活では10代の頃からニューハーフの店に従業員として出入りし[5]、女性として生き始めた30代後半までいわゆるノンケの生活を送っていたが[5]、2000年以降に女性ホルモンの投与を開始[6]。現在では性同一性障害(GID)と診断を受け、トランスジェンダーとしてカミングアウトしている。
「鉄コン筋クリート」
映画版を観る。
切実で切実で、泣いてしまう。
いま、小説で、こんなことができるのだろうか?
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